[メイン3] 秋山凛子 : 「…」
気まずい沈黙だけがそこにある

[メイン3] 二宮飛鳥 : 「…………」

[メイン3] 秋山凛子 : 「何というか…そういうことらしい」

[メイン3] 二宮飛鳥 : 「………………」

[メイン3] 二宮飛鳥 : 「さて、」

[メイン3] 二宮飛鳥 : 「二人で多少足掻くくらいはしても、バチは当たらないさ」

[メイン3] 秋山凛子 : 「そうだな…やるか」
思い切りドアにタックルを仕掛ける

[メイン3] 秋山凛子 : 効果がない所を見て取ると刀・空遁・その他あらゆる方法でひたすらドアを攻撃する

[メイン3] 秋山凛子 : ドアがダメとみれば壁・天井・床ありとあらゆる手段を試す

[メイン3] ???? :
 に
  も
 あ

 っ
  ☆

[メイン3] 二宮飛鳥 : やっぱりね

[メイン3] 秋山凛子 : いやだあああああ

[メイン3] 秋山凛子 : 「セイッ!」
狭い個室で暴れまわりつづけて訓練を受けている対魔忍ですら肩で息をしている

[メイン3] ???? : そもそも人間便器が…動けるわけないなの

[メイン3] ???? : 固定されてうごけないってカンジ!
頑張って受け止めるの~

[メイン3] 二宮飛鳥 : 「……………」

[メイン3] 秋山凛子 : 「すまん…どうにかしようにも動けない様だ」

[メイン3] 二宮飛鳥 : 「………するしかないみたいだね」

[メイン3] 秋山凛子 : 「決して恨んだりはしない。安心してやってくれ」

[メイン3] 二宮飛鳥 : 「………準備が済んだら互いに目を閉じよう」

[メイン3] 秋山凛子 : 「わかった。こちらの準備はいつでも」
せめても彼女の痴態を見ずに済むよう唯一動かせる瞼を閉じる

[メイン3] 二宮飛鳥 : 「………すまないね、凛子さん」

[メイン3] 二宮飛鳥 : スカートとパンツをおろし人間便器として固定された凛子に座る。

[メイン3] 秋山凛子 : 軽いな。現実逃避気味にそんな感想を持った

[メイン3] 二宮飛鳥 : 今まさに、自分の手によって辱しめを受けようとしている彼女の、恥態だけはせめて見ないようにするため、目を閉じる。

[メイン3] 秋山凛子 : 自らも目を閉じているため彼女がそうしているかどうかは見えない
あの部屋での羞恥を思い出して顔が赤くなる

[メイン3] 二宮飛鳥 : いつもしなれた生理現象、だけど今回だけは、酷く重いものを感じる。

[メイン3] 秋山凛子 : 何度も言葉を発しかけて、飲み込む。いったい何を言うというのだ

[メイン3] 二宮飛鳥 : そんな緊張も感じつつ力を抜く、いつもの要領で、あまりにも奇怪な上京で、それを始める。

[メイン3] 秋山凛子 : 雑念を振り払い心を無にしてただその時を待つ

[メイン3] 二宮飛鳥 : 人間便器、などという悪趣味な名前を付けているだけあって、どうやらボクだけは普通に用を足せる構造になっているらしい。
人体の無理を生じさせずそれを実現させる技術を、なぜこんなくだらない事に用いるのか
凛子へに罪悪感も手伝い、心の奥底で怒りを覚える。

[メイン3] 二宮飛鳥 : そんなもっともらしい怒りも
友人に股がり放尿を致すという状況に置いては滑稽さだけが目立つ
怒り以上に物悲しさも覚える

[メイン3] 二宮飛鳥 : 自分にも腹が立つ。
せめてこんな時に尿意さえなかったなら、とありもしない仮定を自分に重ねる。

[メイン3] 二宮飛鳥 : ふと、カフェインに利尿作用があることを思い出した。
…………あのカフェオレ、まさか。

[メイン3] 二宮飛鳥 : 放尿中、目の前の現実から逃れたいがのように、様々な思考が巡る

[メイン3] 秋山凛子 : 顔を生暖かい液体が打つ…これ自体大したことはないが倫理・常識・相手への罪悪感そういったものが心を壊していくのを感じる

[メイン3] 秋山凛子 : 自分は何もできない。なんて無力な存在だろう。何が対魔忍だと怒りが湧いてくる

[メイン3] GM : 全ての扉が解放される音がした。

[メイン3] 秋山凛子 : 「ん…終わったようだな。いやだったろうによく頑張った飛鳥」
プライドを保つために精一杯の強がりを

[メイン3] 二宮飛鳥 : 「…………」
事を済ませ、いつのまにか付いてた紙に手を伸ばし、自分の後始末を軽くする。

[メイン3] 二宮飛鳥 : 「…………………」

[メイン3] 二宮飛鳥 : 「すまない」
どう言い繕おうと自分は加害者だ。
それ以上、かける言葉は見つからなかった。

[メイン3] 秋山凛子 : 「大丈夫…大丈夫さ」
帰ってきたのは謝罪だった。自分の弱気も悟られてしまっただろうか。頼りにならない人物とみなすされているかもしれない。まあそれも当然か…自嘲気味に笑う